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ねじまき鳥クロニクル
トップクリエイターたちの手で舞台化された村上春樹の代表作、再演決定!
世界中で絶賛される村上春樹の代表的長編小説『ねじまき鳥クロニクル』――。
村上作品群の中でも、きわめて重要な意味を持つと言われる長編『ねじまき鳥クロニクル』。その深い迷宮のような世界が、時代の先端を疾走するエッジの効いた表現者たちの手によって舞台の空間に浮かび上がった様は、村上ワールドの新たな演劇表現と高い評価が集まった。しかし2020年2月の東京公演中に、新型コロナウイルスの影響で突然の公演中止が決定。その無念さを、再演でのリクリエーションへの意欲に変えて、ついに2023年末の再演が決定となった。
初演の良さを残しつつ、さらに原作と演劇の融合を目指して生まれ変わる、『ねじまき鳥クロニクル』という新しい芸術がここから生まれる。
<STORY>
岡田トオルは妻のクミコとともに平穏な日々を過ごしていたが、猫の失踪や謎の女からの電話をきっかけに、奇妙な出来事に巻き込まれ、思いもよらない戦いの当事者となっていく――。
物語は、静かな世田谷の住宅街から始まる。主人公のトオルは、姿を消した猫を探しにいった近所の空き家で、女子高生の笠原メイと出会い、トオルを“ねじまき鳥さん”と呼ぶ少女と主人公の間には不思議な絆が生まれる。赤いビニール帽子をかぶった“水の霊媒師”加納マルタが現れ、本田老人と間宮元中尉によって満州外蒙古で起きたノモンハン事件の壮絶な戦争の体験談が語られる。
そしてある日、妻のクミコが忽然と姿を消した。クミコの兄・綿谷(わたや)ノボルから連絡があり、クミコと離婚するよう一方的に告げられる。クミコに戻る意思はないと。だが、クミコ失踪の影には綿谷ノボルが関わっているのではないかという疑念はしだいに確信に変わってゆく。トオルは、得体の知れない大きな流れに巻き込まれていることに気づきはじめる。
何かに導かれるように隣家の枯れた井戸にもぐり、クミコの意識に手をのばそうとする主人公トオル。世田谷の路地から満州モンゴル国境まで、クミコを取り戻す戦いは、いつしか時代や空間を超越して、“悪”と対峙する“ねじまき鳥”たちの戦いとシンクロする。暴力とエロスの予感が世界をつつみこむ……。
はたして、“ねじまき鳥”はねじを巻き、世界のゆがみを正すことができるのか? トオルはクミコを探し出すことができるのか――。笠原メイとふたたび会えるのか。
【原作】村上春樹
【演出・振付・美術】インバル・ピント
【脚本・演出】アミール・クリガー
【脚本・作詞】藤田貴大
【音楽】大友良英
【出演】<演じる・歌う・踊る>
岡田トオル:成河/渡辺大知
笠原メイ:門脇 麦
綿谷ノボル:大貫勇輔/首藤康之(Wキャスト)
加納マルタ/クレタ:音 くり寿
赤坂シナモン:松岡広大
岡田クミコ:成田亜佑美
牛河:さとうこうじ
間宮:吹越 満
赤坂ナツメグ:銀粉蝶
<特に踊る>
加賀谷一肇 川合ロン 東海林靖志 鈴木美奈子 藤村港平 皆川まゆむ 陸 渡辺はるか(五十音順)
<演奏>
江川良子 イトケン 大友良英
会場情報 | 刈谷市総合文化センターアイリス 大ホール JR東海道本線・名鉄三河線 刈谷駅南口よりウイングデッキ直結徒歩3分 |
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日程 | 2023年12月16日(土)15:00開演 17日(日)13:00開演 ※ロビー開場は開演の45分前です |
チケット料金 | 全席指定:S席 12,000円 A席 10,000円(税込) 車いす席:S席 12,000円、U-25チケット:6,000円(税込) ※車いす席、U-25チケットは、メ~チケ(車いす席は電話のみ)にて一般発売より取り扱い。 ※客席1階前方上手端(1列~5列端)付近で、ミュージシャンが生演奏致します。付近のお席は、通常より演奏の音が大きく聞こえる可能性がございますので、予めご了承ください。 |
オンライン 先行販売 |
★受付期間:2023年8月19日(土)10:00~2023年8月27日(日)23:59 * * ※S席・A席/お一人4枚まで * * * * ★お渡し期間:2023年9月9日(土)~9月15日(金) * * お申し込み前に必ず「チケット購入方法」にて【オンライン先行販売】をご確認ください。 |
一般販売 | 2023年 9月9日(土)10:00~ |
主催者・お問合せ | 主催:メ~テレ、メ~テレ事業 お問い合わせ:メ~テレ事業 052-331-9966(祝日を除く月-金10:00~18:00) |
チケット販売終了予定日 | 名鉄ホールチケットセンターでの販売は、窓口販売および電話予約の受付は公演初日の3日前、インターネット予約は公演初日の9日前で終了いたします。 |
その他 | ※未就学児入場不可 |