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[めいてつローカーボ生活] 管理栄養士 渡邉先生のコラム 3

開催中

糖質制限の進め方2

はじめに

前回のコラム「糖質制限の進め方」では1日の総糖質量が平均よりかなり多い人たち、つまり一日360gの糖質を食べている人から糖質量100gを減らすことを目標とした例を紹介しました。今回は1日の総糖質量が日本人の平均程260gから50g減らすことを目標とする例を紹介します。


ほどよく糖質を減らそう

まず私たちが推奨する「ゆるやかな糖質制限」は現在の自分の食事日記を書き、わかりやすい糖質量を計算し、それにあわせて減らす糖質量を決めます。「灰本先生のコラム1」にも書いてあるように、糖質を減らせば減らすほど健康に良いわけではありませんので、1日の総糖質量が200g以下の方には糖質制限はお勧めできません。1日の総糖質量が260gの方が100g減らすと1日の総糖質量が160gとなり200gを下回るので、1日の総糖質量を200g程度を目標にしたいと思います。


表の見方

図1をみてください。まず、目安量に記載されているのは食品の重量です(食器含まず)。そして右に表示されているのはその食品に含まれる糖質含有量です。たとえば朝食の餅2つには糖質が50g含まれているということです。


夕食から制限する

夕食を制限する場合を考えてみましょう。 寿司10貫でだいたい糖質は84gなので寿司1貫の糖質量は8.4g(84÷10)です。寿司の貫数を10貫から4貫にすると8.4×(10-4)=50.4g減らせることとなり、目標を達成できます。(図2を参照)


間食から制限する

間食から減らすなら「もなか(糖質含有量は25g)、クッキー(12g)、ヨーグルト(8g)」をやめると全部で45g減ります。ですから254-45=209gに減り、目標を達成できます。


最後に

どちらもただ減らすだけだと空腹で続かないので、脂質の多いおかずや、ナッツ類などの間食を追加しましょう。 脂質が多いおかずをどのように調理するかは“ゆるやかなローカーボ”を続けるために一番重要な秘訣なので、次回に詳しく説明します。


コラム著者 渡邉 志帆 氏 (わたなべ しほ)

灰本クリニック管理栄養士。NPO法人日本ローカーボ食研究会所属
1988年生まれ。2010年名古屋経済大学管理栄養学科卒業後、高齢者施設の管理栄養士を経て2014年より現職。ローカーボ食により糖尿病と肥満の治療、および低体重患者の栄養管理の指導を行っています。

NPO法人日本ローカーボ食研究会は、ローカーボ(糖質制限、低炭水化物)食による糖尿病・メタボリック症候群の治療を安全に、そして有効に実施する為に2011年3月に灰本氏を中心に設立されました。ローカーボ食の科学的な研究、海外文献の紹介、定期的な研究会開催などを行い、それを基に医療機関だけでなく食品・健康機器関連会社、製薬会社、一般の患者さんへ啓蒙と普及を目的としています。ローカーボ食の有効性だけでなく弱点や課題も含めた総合的な科学情報を提供します。現在、東海地方を中心に10の病院・クリニック等が協賛医療機関として登録しています。

灰本クリニック
http://www.haimoto-clinic.com/

日本ローカーボ食研究会
http://low-carbo-diet.com/


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