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[めいてつローカーボ生活] 管理栄養士 渡邉先生のコラム 12

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糖質制限注意点

今回はレシピをお休みさせて頂き、この時期の「糖質制限注意点」についてお話したいと思います。
寒い時期といえば「鍋」、体も暖まり種類も豊富で冬の糖質制限メニューには欠かせません。しかし、実は落とし穴の多い献立なのです。そこで鍋料理を冬の糖質制限の強い味方にするために次の4つに注意しましょう。

注意点1

「市販の鍋汁の素には糖質が多い物がある」

鍋汁の素には旨味として糖類やみそ、小麦粉などを使用しているものがあるので必ずパッケージの裏にある栄養成分表示を確認しましょう。
一般的に鍋汁の素は1袋300g~800gと幅があります。栄養成分表示は「100g当たり」のものが多いため、表示されている炭水化物に使用量をかけ算する必要があります。


注意点2

「知らず知らずに糖質の多い食品を選んでしまう」

勘違いしやすい食品に「春雨」「餃子」「マロニー」などがあります。これらは小麦やじゃが芋でできているので糖質が多く含まれます。

注意点3

「いつもよりたくさん食べられる」

鍋はさっぱりしていて、いつもよりたくさん食べたくなる方も多いのでは? しかし白菜や玉ねぎなど鍋によく使う野菜にも糖質は含まれています。多量に食べると「ちりも積もれば山となる」です。そこでポイントとなるのが何度も登場している「脂質」です。しっかりと脂質を摂取できれば量を摂取しなくても満足のいく鍋となるでしょう。
鍋料理の主役である肉や魚には糖質がほとんど含まれていません。脂質の多い部位を選んで(鶏胸肉よりもも肉、豚ロース肉よりバラ肉)おなかを満足させましょう。また、一人前大さじ一杯以上のごま油やオリーブ油など料理によって使い分けながら加えましょう。一手間がかかりますが具材を炒めてから煮込むとよいでしょう。

注意点4

「ついつい〆が食べたくなる」

鍋の最後はラーメンや雑炊を・・・となりがちですが、そこは是非糖質0の「こんにゃく麺」に代用するか、次の日の朝や昼に雑炊を食べるなどの工夫をしましょう。「こんにゃく麺」にはほとんど脂質が含まれていないので、植物油やバターを追加しましょう。お勧めはとろけるチーズを入れることです。是非試してみてください。


冬は忘年会や年末年始と糖質摂取の機会や誘惑の多い季節となります。
「昨日糖質を摂取しすぎてしまった」と思えば、「次の日いつもより気をつけてみる」などメリハリをつけて過ごして頂くと、長く続けていけると思います。


コラム著者 渡邉 志帆 氏 (わたなべ しほ)

灰本クリニック管理栄養士。NPO法人日本ローカーボ食研究会所属
1988年生まれ。2010年名古屋経済大学管理栄養学科卒業後、高齢者施設の管理栄養士を経て2014年より現職。ローカーボ食により糖尿病と肥満の治療、および低体重患者の栄養管理の指導を行っています。

NPO法人日本ローカーボ食研究会は、ローカーボ(糖質制限、低炭水化物)食による糖尿病・メタボリック症候群の治療を安全に、そして有効に実施する為に2011年3月に灰本氏を中心に設立されました。ローカーボ食の科学的な研究、海外文献の紹介、定期的な研究会開催などを行い、それを基に医療機関だけでなく食品・健康機器関連会社、製薬会社、一般の患者さんへ啓蒙と普及を目的としています。ローカーボ食の有効性だけでなく弱点や課題も含めた総合的な科学情報を提供します。現在、東海地方を中心に10の病院・クリニック等が協賛医療機関として登録しています。

灰本クリニック
http://www.haimoto-clinic.com/

日本ローカーボ食研究会
http://low-carbo-diet.com/


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