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【海人の藻塩】
温暖な気候に恵まれた瀬戸内は古く平安時代から塩田を使った製塩が盛んな土地柄ですが、じつはそれよりずっと昔の古墳時代から、日本の塩づくりの原点とも呼ばれる製塩法「藻塩焼き」がありました。それが盛んに行われていたのが瀬戸内に浮かぶ上蒲刈島の南西部で、現在そこは「県民の浜」となり、日本の渚百選に選ばれるほど白砂青松の美しさが際立つ浜辺です。
何しろ大昔の話ですから、製法などまとまった文献などあるはずもありません。上蒲刈島の美しい白浜にある古代遺跡 沖浦遺跡から出土した製塩土器と、万葉集に詠まれている海や塩の歌などのわずかなヒントから、ようやくたどり着いたのが、このかつて「玉藻」と呼ばれていた「ホンダワラ」という海藻を使用するこの「藻塩焼き」という製法です。
この製法で作られた「藻塩」は、辛さに尖ったところがなく、口あたりはたいへんまろやか。しかもヨードをはじめ海藻の栄養成分が豊かで、カルシウム、カリウム、マグネシウムといったミネラルを多く含んでいます。その分、塩(塩化ナトリウム)自体の濃度が低くなるため、塩分控えめと言う特色も持っています。色は淡いベージュで海水と海藻だけの旨味が凝縮した「藻塩」の味わい。
私たちの祖先は、こんなにも繊細で心にしみ入るような味覚を楽しんでいたのかと、千年の時を超えて何かしら誇れるような嬉しささえ、感じさせてくれます。
海人の藻塩(布袋入り300g)…税込1,155円
海人の藻塩
(巻紙包み500g)…税込1,890円
※掲載価格は総額表示消費税(5%)込みになっております。